コンティネンタルの開発は「奇抜」「常套手段ではない」と評されることがあります。たとえば国産メーカーのクルマに対し、バキュームブースターを取り払い、ドライバーの踏む力に関係のない制御をするブレーキを提案したことがあります。この技術は時期尚早であり、不採用になりましたが、常識にとらわれない「奇抜」な手法を許容する開発文化であることが理解できると思います。 　また欧州車に乗っていれば、コンティネンタルといえばタイヤメーカーでもあることは知っているはずです。日本では横浜ゴムと提携して、コンティネンタルのタイヤを販売しています。 　 つまりコンティネンタルグループは、タイヤ、ブレーキ、サスペンション、パワートレインシステム、インフォテイメント製品を開発、生産しており、トータルのオートモーティブ総合部品メーカーなのです。